その驚くべき生産性を維持する著者の仕事法の秘密。
「才能がない」と諦めた人が負け、やり方を変えればよいと気づいた人が勝つ!――
「忙しい」「時間がない」と、つい言いたくなるもの。
しかし、世の中には著者のように凄まじい仕事量をこなす人間がいるのだ。
「他人の10倍」仕事をする和田秀樹の仕事ぶりがそうなのだが。
本書「他人の10倍仕事をこなす私の習慣」ではそんな驚異的な生産力を誇る著者の仕事術を大公開。
「『時間』ではなく、『量』で目標を立てよ」
「『時間の読めない遊び』は避ける」
「頭を下げるのはタダである」
「得意分野の領域を広げる」
……など、サバイバル時代を生き抜くためのヒントが満載の、現代人必読の一冊である。
著者いわく、とにかく仕事をヤル事、仕事の量をこなすことが大事であるという。 (うんうん、深く同意!)
才能であると諦めた人は負けであり、仕事を実践に移せる人だけが勝ち残ることができる。(うんうんうん、深く同意!)
頭のなかだけであれこれと考え、言い訳ばかりをして実行に移さないのでは何にもならない。(同上)
とにかく量をこなし、結果を出すことを説いている。
精神科医として知られる和田秀樹の著作は数多い。
とくに新書や文庫として発刊された自己啓発に関するものは殆ど読んできた。
多くの著作のなかから”1冊”を選ぶとすると、この本がいちばん内容豊富だと思う。
180ページ程の文庫本のなかには、多くの赤線が引いてあり、この傍線部分は自分にとってのダイジェストである。
しばしば読み返しては、自分を奮い立たせてくれる座右の書になっている。
コストパフォーマンスにも優れている(!)。
是非オススメしたい1冊。
●他人の10倍仕事をこなす私の習慣

●他人の10倍仕事をこなす私の習慣 PHP文庫
■和田秀樹氏の本特集(楽天)
■和田秀樹の本特集(アマゾン)
■極める!「ホーライ・ブックセンター」