まず家計のバランスシートの作成と損益計算書をつくる事で家計の分析。
それにより、リスク資産への投資に適するかどうかを判断。
リスク投資可能となれば、リスクを見積もり、資産配分を決定。
ポートフォリオ作成においての注意点が30のルールという形で説明されてます。
例をあげると、ドルコスト平均法とは?、デフレ・インフレで得な投資法、外貨運用は投機? 等です。
よくある証券会社関係者の言に対してシニカル・クールに対応するための新たな視点を与えてくれる点で、大切な自己の財産を守り殖やすために、この本は大変価値があると思われる。
ベースにあるのは、投資のプロの技法、知識です。
ですが、むづかしい専門用語は極力避けて、素人投資家に、資産運用の、とっておきのノウハウを開陳してくれており、大変、勉強になります。
結構読みやすいし、証券会社などにだまされないで、自己責任で、資金、資産を運用するためのテクニックと心構えが書かれていて、ルールを覚えやすくしているのも、ミソです。
●お金をふやす本当の常識

●お金をふやす本当の常識―シンプルで正しい30のルール